医療用医薬品成分

エプレレノン

解説

『エプレレノン』は、血圧の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

水・電解質・血圧などの調節をするレニン・アンジオテンシン系の仕組みに深く関与するアルドステロンの作用を選択的に阻害する作用があるため、血圧を下げる効果を示します。1日1回の服用で24時間、安定した血圧コントロールが期待でいます。また、腎臓などの組織障害を防ぐ効果も示します。

使用上の注意

使用してはいけない場合

エプレレノン過敏症、高カリウム血症、重度腎機能障害、糖尿病

慎重に使用すべき場合

腎機能障害、肝機能障害、高齢者

副作用

代謝異常(低ナトリウム血症、高カリウム血症、アシドーシスなどの電解質異常)、好酸球の増加、巨赤芽球性貧血、女性様乳房、性欲減退、多毛、月経不順、食欲不振、吐き気、嘔吐、口の渇き、だるさ、めまい、頭痛、手足のしびれ、神経過敏、うつ状態、不安感、ねむけ、筋肉のけいれん、急性腎不全、肝機能障害、腎機能障害、消化不良、高尿酸血症、疲労、発疹、多汗、下痢、腹痛、便秘、高トリグリセリド血症、心悸亢進、せき、感冒様症状、勃起障害、むくみ、無力症、胸痛、高カリウム血症

重大な副作用

過敏症状(発疹などのアレルギー症状)、日光過敏症(皮膚の日光に当たった部分が赤くなる、かゆくなるなど)

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

セララ