医療用医薬品成分

レボノルゲストレル

解説

『レボノルゲストレル』は、ホルモン剤に用いられる医薬品成分です。

作用

合成の黄体ホルモンで、排卵前だとLHサージを抑制して排卵を遅延または停止させ、プロジェステロンの分泌抑制によって着床しにくくするため、避妊効果を発揮します。この成分は性交後72時間であれば妊娠阻止率が84%もあるため、緊急避妊薬として用いられています。

使用上の注意

使用してはいけない場合

レボノルゲストレル過敏症、重度肝機能障害、妊婦

慎重に使用すべき場合

肝機能障害、心疾患、腎疾患、腎疾患の既往

副作用

頭痛、傾眠、消退出血、不正子宮出血、悪心、倦怠感、浮動性めまい、体位性めまい、不安、月経過多、下腹部痛、下痢、腹痛、貧血、異常感、口渇、疲労、末梢性浮腫

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ノルレボ