医療用医薬品成分

ルビプロストン

解説

『ルビプロストン』は、胃腸の薬に用いられる医薬品成分です。

作用

腸管粘膜上のClc-2クロライドイオンチャネルを活性化する作用があるため、腸管内腔への塩素イオン輸送により浸透圧を高め、腸液の分泌を促進する効果を示します。比較的安全性が高く、長期間の服用が可能となった成分です。

使用上の注意

使用してはいけない場合

腸閉塞、ルビプロストン過敏症、妊婦

慎重に使用すべき場合

重度肝機能障害、重度腎機能障害

副作用

下痢、悪心、腹痛、頭痛、貧血、浮動性めまい、傾眠、動悸、呼吸困難、腹部不快感、腹部膨満感、胸部不快感

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

アミティーザ