左右対称のインクの染み10枚からなる検査図版を、被検者に1枚ずつ提示し、それが何に見えるかを自由に反応させる代表的な投映法で、スイスの精神科医ロールシャッハ,Hが精神診断法として考案した検査のこと。豊富なデータに基づく客観的・量的解釈に加え、力動的な解釈も可能。解釈においては、検査者に習熟が要求され、実施及び解釈に手間と時間が必要とされるが、得られる情報も多い為多く利用されている。