リビドー

フロイト,S.が精神活動の根源となるエネルギーは性欲動であると主張。そのエネルギーのことを指す。生物学的観点から生物の行動原理の本質を「種の保存」と捉え、生殖こそが人間を含めた生物の究極的目標であるとし、性的ではない活動、例えば知的活動も社会に受け入れられる形に置き換えられたリビドーだと主張。リビドーは出生直後から存在し、「小児性欲」を唱えそれらの解消される身体部位によって、口唇期・肛門期・男根期・潜伏期・性器期という発達段階を体系化した。