過剰にアレルギー反応を起こした状態のことで、肥満細胞や好塩基球から様々な化学伝達物質が放出され、血管拡張・透過性亢進によって水分が血管外へ漏出し、皮膚粘膜の症状や気道の平滑筋収縮が起こる。さらに重篤になると低血圧や意識障害、ショックなど多彩な臨床症状が出現する。