血液中の尿素に含まれる窒素の値「血清尿素窒素(BUN)」を測定する検査。
尿素は、肝臓で生成され腎臓により尿中へと排泄されるため、その値の異常は「腎機能障害」や「脱水」「肝臓疾患」などの診断指標となる。
8.0~22.0 mg/dL
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。