色素排泄試験の一つで「ブロムサルファレイン(BSP)」という色素を静脈に注入し、一定時間後にその残留濃度を調べる検査。
色素は通常であれば肝臓に取り込まれたのち、速やかに胆汁中に排泄されるため、その残留濃度の上昇は「肝臓疾患」や「肝機能障害」などの診断指標となる。
血中停滞率(30分値) | 5% 以下 |
---|---|
血中停滞率(45分値) | 2% 以下 |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。