血清に「硫酸亜鉛」という試薬を加え、その濁り方から血清タンパクの状態を調べる検査。「膠質反応検査」とも呼ばれる。
血清タンパクの約80%は肝臓で作られるため、それをみることにより「肝臓障害」や「自己免疫疾患」などの診断指標とする。
2~14クンケル単位
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。