古くなった赤血球のヘモグロビンが代謝されて出来る胆汁色素の主成分「ビリルビン」の値を測定する検査。
ビリルビンは肝臓で処理されるが、処理前のビリルビンは「間接ビリルビン」、処理後のビリルビンは「直接ビリルビン」と呼ばれ、その2つを合わせたものが「総ビリルビン」であるが、それらの値の上昇は「肝機能障害」や「赤血球の異常」などの診断指標となる。
総ビリルビン | 0.2~1.2mg/dL |
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直接ビリルビン | 0.4mg/dL 以下 |
間接ビリルビン | 0.8mg/dL 以下 |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。