膵臓のランゲルハンス島に存在する「α細胞」から分泌されるホルモン「グルカゴン」の値を測定する検査。
グルカゴンは、肝臓におけるグリコーゲンのブドウ糖への分解を促進し、血糖値を上昇させる作用を持つため「糖尿病」に代表される糖代謝にまつわる疾患などの指標とされる。
70~174pg/mL
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。