甲状腺で産生されるヨードを主原料とするホルモン「サイロキシン(T4)」の値を測定する甲状腺機能の異常を調べる検査。
血液中を流れる多くのサイロキシン(T4)はタンパク質と結合しており、一部の遊離した「遊離サイロキシン(FT4)」が「タンパク質合成」「新陳代謝の維持・促進」などの役割を果たしている。
T4 | 4.8~11.2μg/dL |
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FT4 | 1.0~1.7ng/dL |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。