子宮鏡検査(ヒステロスコピー)

doctor iat
検査対象
子宮

直径約3から5ミリほどの細いファイバースコープを子宮内に挿入し、子宮の内部を直接的に目で観察する検査。
「子宮鏡検査」は、「子宮筋腫」や「子宮内膜ポリープ」、また「子宮奇形」などの診断に用いられる。

検査の対象となる主な疾患

  • 子宮筋腫
  • 子宮内膜ポリープ
  • 子宮奇形
  • 子宮体がん
  • 不妊症
  • など

備考

概要

子宮鏡は子宮内部を観察できるほか、子宮体がんの細胞採取などにも用いることが出来ます。

メリット

子宮内部を直接目で観察することが出来るとともに、小さなポリープなどが見つかった場合にはそのまま切除を行うことが出来ます。

デメリット

検査時に痛みや不快感を感じることがあります。

基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。