直腸鏡検査

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検査対象
直腸

直腸鏡という器具を肛門から挿入し硬い筒で空気を入れながら直腸を広げ、直腸を直接的に目で観察する検査。
「直腸鏡検査」は、「直腸がん」や「直腸ポリープ」「アミロイドーシス」「潰瘍性大腸炎」などの病変の診断に用いられる。

検査の対象となる主な疾患

  • 直腸がん
  • 直腸ポリープ
  • アミロイドーシス
  • 潰瘍性大腸炎
  • 直腸炎
  • など

備考

概要

浣腸で直腸を空にし、直腸に直腸鏡を挿入することで、肛門より20cm奥まで観察することが出来ます。

メリット

下部消化管内視鏡検査に比べ、下剤を飲む必要が無いため、身体への負担が少なくて済みます。

デメリット

検査時に痛みや不快感を感じることがあります。

基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。