心臓が収縮する時に生じる脈波の身体各部間の伝達速度である脈波伝播速度(PWV)を上腕と足首の間で計測する検査。
「baPWV(上腕足首間脈波伝播速度)」は、「末梢血管疾患」や「動脈硬化症」「大動脈瘤」などの診断指標となる。
男性 | 29歳以下 | 1,150~1,280 |
30-39歳 | 1,176~1,304 | |
40-49歳 | 1,211~1,353 | |
50-59歳 | 1,280~1,435 | |
60-69歳 | 1,392~1,578 | |
70歳以上 | 1,553~1,814 | |
女性 | 29歳以下 | 982~1,092 |
30-39歳 | 1,037~1,147 | |
40-49歳 | 1,106~1,229 | |
50-59歳 | 1,221~1,382 | |
60-69歳 | 1,370~1,556 | |
70歳以上 | 1,552~1,811 |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。