組織の過剰なコレステロールを回収する役割を担う高比重リポタンパクである「HDLコレステロール」の値を測定する検査。
「善玉コレステロール」とも呼ばれる。
「動脈硬化」の進行状況を知る指標に用いられる。
40~99 mg/dL
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。