「アルブミン」や「グロブリン」などといった血中タンパクと血糖が結合した「フルクトサミン」の割合を測定する検査。
フルクトサミンは、過去1~2週間の血糖レベルを知ることが可能となるため「血糖コントロール」の指標として用いられる。
しかしフルクトサミンは、溶血やビリルビン・血中タンパクの影響を受けやすい。
205~285 μmol/mL
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。