インターフェロン(IFN)を用いたC型肝炎の治療方針を決めるために行われる検査。
「HCV群別」は、C型肝炎ウイルスの遺伝子タイプをインターフェロンの治療効果が異なる2つのグループに分類することで、その治療効果の優位性を調べるもの。
グループ1に属する1a・1bの遺伝子タイプは治療効果が低く、グループ2に属する2a・2bの遺伝子タイプは治療効果が高いとされている。
「C型肝炎ウイルス(HCV)」はRNAウイルスで、主に輸血など血液を介して感染する。
グループ1(1a, 1b) | INF治療効果「小」 |
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グループ2(2a, 2b) | INF治療効果「大」 |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。