放射性同位元素(RI)を静脈に注射した直後、シンチカメラと呼ばれる専用の装置を用いて放射性同位元素から放出される放射線を捉え、得られたデータをコンピューターで処理し消化管内への出血の状態を画像化する検査。
「消化管出血シンチグラフィー」は、アイソトープ検査・RI検査・核医学検査などとも呼ばれ、消化管の潰瘍、炎症、腫瘍などの診断に用いられる。
概要 | 長時間血管内に留まる放射性同位元素(RI)を使用するため、消化管出血など血管外に血液が漏出してる部位を調べることができます。 |
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メリット | 他の検査では特定できなかった出血部位を見分けることができます。 |
デメリット | 出血があまりにも微量である場合、検出されない時があります。 |
注意事項 | ①妊娠している方は医師に申告する ②金属類をすべて外す |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。