全身の体細胞で生成される低分子血漿タンパク「β2-マイクログロブリン(β2-m)」の値を測定する検査。
β2-マイクログロブリンは、通常99%以上が腎臓の尿細管で吸収されるため、その値の異常は「尿細管障害」や「腎臓疾患」などの診断指標となる他、悪性腫瘍などの場合でも高値を示す。
男性 | 13~287μg/L |
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女性 | 20~276μg/L |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。