院内感染の原因物質となる「MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)」の有無を調べる検査。
MRASは通常、健常者に感染することは少なく、何らかの疾患に罹患した免疫力の低下した患者などが、人工呼吸器や褥瘡・創傷部などを介し感染する。
陰性(-)
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。