尿中にわずかに含まれるタンパク質の一つ「アルブミン」の値を調べる検査。
尿中のアルブミンは、高血圧や心不全のほか、糸球体など腎機能の障害により高値を示すため、「糸球体腎炎」や「ネフローゼ症候群」、特に「糖尿病性腎症」の早期診断の指標となる。
30.0mg/day 未満
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。