正常では、ほんの僅かしか尿に含まれないビリルビンの代謝産物である「ウロビリノーゲン」の有無や含有量をみる検査。
「肝臓疾患」や「胆道系疾患」の診断指標となる。
ウロビリノーゲンは疲労や発熱・飲酒などによっても増加することがあり、日内変動も大きい。
疑陽性(±)
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。