QFT(インターフェロンγ測定試験 、クオンティフェロンTB検査)

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検体
血清

結核菌に存在する2種類のタンパク抗原に免疫機構が反応し産生される抗体「IFN-γ」の値を調べる検査。
QFT(クォンティフェロンTB)は、インターフェロンγ測定試験とも呼ばれ、「結核菌感染」の診断指標となる。

基準値

陰性(-)

異常値を示す疾患

陽性を示す疾患

  • 結核
  • 結核性胸膜炎
  • 肺結核
  • ウイルス感染症
  • 全身性エリテマトーデス
  • 関節リウマチ
  • HIV感染症(AIDS)
  • など

基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。