肝臓で産生される急性期反応タンパクの一種「SAA(血清アミロイドAタンパク)」の値を調べる検査。
SAAは、感染症などによる炎症刺激により産生されるため、その値の変化は「ウイルス感染症」や「自己免疫疾患」などの診断指標となる。
8.0μg/mL 以下
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。