生理機能の維持に重要な役割を果たす栄養素ビタミンの一つである「ビタミンK」の値を調べる検査。
ビタミンKは「フィロキノン」とも呼ばれる脂溶性のビタミンで、血液凝固・カルシウム代謝などの作用を持つため、その値の異常は「胆道閉鎖症」「出血傾向」「新生児メレナ」などの診断指標となる。
0.15~1.25ng/mL
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。