生理機能の維持に重要な役割を果たす栄養素ビタミンの一つである「ビタミンC」の値を調べる検査。
ビタミンCは「アスコルビン酸」とも呼ばれる水溶性のビタミンで、コラーゲン生成・抗酸化作用などの作用を持つため、その値の異常は「壊血病」「皮膚の荒れ」「歯茎出血」などの診断指標となる。
5.5~16.8μg/mL
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。