正常では、ほんの僅かしか尿に含まれない「タンパク」の有無や含有量をみる検査。
タンパク尿は、腎臓そのものに異変のない「腎前性タンパク尿」、腎臓の異常による「腎性タンパク尿」、尿路の異変による「腎後性タンパク尿」の3種に大別され「腎機能障害」や「尿路障害」の診断指標となる。
しかし、激しい運動や発熱・ストレスなどによっても一過性に尿タンパクが見られることがあるため「病的な尿タンパク」と「生理的な尿タンパク」の区別が必要となる。
定性 | 陰性(-) |
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定量 | 120mg/day 以下 |
腎前性タンパク尿 |
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腎性タンパク尿 |
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腎後性タンパク尿 |
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生理的タンパク尿 |
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基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。