血栓(フィブリン)を分解する働きを持つプラスミンと、その働き阻害するα2-プラスミンインヒビターが結合した「PPIC(プラスミン・α2-プラスミンインヒビター複合体)」の値を調べる検査。
PPICは、線溶の活性状態によりその値が変化するため「肝臓疾患」や「播種性血管内凝固症候群(DIC)」などの診断指標となる。
0.8 μg/mL 未満
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。