関節部を少し切開し、そこから内視鏡を挿入して関節の内部を観察する検査。
「関節鏡検査」は、主に膝関節・肩関節・股関節などに用いられ「半月板損傷」や「変形性関節症」などの診断指標となる。
概要 | 関節の状態を肉眼で観察することができるため、X線では診断しづらい軟骨・半月板・関節唇などの状態や関節液の量なども調べることができます。 |
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メリット | 関節を動かしながら観察することができ、運動時に起きる関節の生理的・病理的変化を知ることができます。 |
デメリット | 関節に内視鏡を挿入するため、検査後しばらくは痛みが残ります。 |
注意事項 | ①検査当日は食事を控える ②検査後2~3日は運動を控える |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。