尿の水素イオン濃度の変化をみる検査。
体液は「弱アルカリ性」であるが、尿は通常「弱酸性」であるため当検査は「酸塩基平衡の状態」や「腎機能障害」の有無をみる指標となる。pH7が中性。
pH 5.0~7.5
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。