あらかじめ録音してある「57-S語表」「67-S語表」を用いた語音をどの程度聞き分けられるかを調べる検査。
「言語聴覚検査」は、語音明瞭度検査とも呼ばれ「感音性難聴」「伝音性難聴」などの診断指標となる。
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。