暗所開眼下において、頭位を変化させ耳石の刺激により現れる眼振を調べる検査。
「頭位眼振検査」は、平衡機能検査の一つで「耳石障害」「前庭機能障害」「小脳障害」などの診断指標となる。
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。