左右の耳孔に冷たい水や空気、暖かい水や空気を入れて三半規管を刺激することにより、人為的にめまいを誘発し、その時の眼振を調べる検査。
「温度眼振検査(カロリックテスト)」は、平衡機能検査の一つで「三半規管障害」「前庭機能障害」などの診断指標となる。
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。