視野検査
- 検査対象
- 眼
眼球を動かさずに見える範囲である視野の広さを調べる検査。
「視野検査」は、視野欠損の状態を見るもので「網膜剥離」や「緑内障」「網膜色素変性症」、また「脳腫瘍」などの診断指標ともなる。
基準値
| 上方 | 60 度 |
|---|---|
| 下方 | 75 度 |
| 内側 | 60 度 |
| 外側 | 100 度 |
検査の対象となる主な疾患
- 網膜剥離
- 緑内障
- 網膜色素変性症
- 脳腫瘍
- 糖尿病性網膜症
- 視神経炎
- 黄斑円孔
- 眼底出血
- 夜盲症
- 老眼
- 下垂体腺腫
- 巨人症
- など
備考
メリット | 定期的に行うことによって疾患の進行度を評価することができます。 |
|---|---|
デメリット | 検査によって目の疲れや肩こりを感じる場合があります。 |
注意事項 | ①検査当日のマスカラやアイラインなどの化粧は禁止 |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値＝正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値＝罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。