体格指数(BMI)

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検査対象
体重と身長

身長と体重から算出される「体格指数(BMI)」の値を調べる検査。
体格指数は、次の式で求められ「高血圧症」「動脈硬化」「脂肪肝」「脂質異常症」など、生活習慣病の診断指標となる。
体格指数(BMI)=体重(Kg)÷[身長(m)×身長(m)]

基準値

《 肥満度 》  《 BMI値 》
   肥満4度 40以上
   肥満3度 35 - 40未満
   肥満2度 30 - 35未満
   肥満1度 25 - 30未満
   標準体型 18.5 - 25未満
   痩せ型 18.5未満

検査の対象となる主な疾患

  • 動脈硬化症
  • 脂肪肝
  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 虚血性心不全
  • 糖尿病
  • 甲状腺機能低下症
  • 痛風
  • 肥満
  • 高血圧症
  • 脂質代謝異常
  • など

備考

メリット

肥満度を数値化しているため、生活習慣病などの診断材料の一つとなります。

デメリット

子供は身長に対し体重が軽いため、正確な数値を算出することができません。

基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。