肝臓で合成される「ビタミンK依存性血液凝固因子」である第Ⅱ因子・第Ⅶ因子・第Ⅹ因子の活性を調べる検査。
血漿にヘパプラスチンを加え、フィブリンが生じるまでの時間を測定し、正常血漿に対する凝固因子の活性度をみる。
「肝臓障害」や「出血傾向」のある場合に用いられる。
70~130 %
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。