SCC(扁平上皮がん関連抗原)

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検体
血清

腫瘍マーカー「SCC」の値を調べる腫瘍のスクリーニング検査。
SCCは、扁平上皮がん関連抗原で「食道がん」や「肺扁平上皮がん」「子宮頸がん」など、様々ながんの診断指標となる。

基準値

1.5ng/mL 以下

異常値を示す疾患

高値を示す疾患

  • 肺扁平上皮がん
  • 食道がん
  • 頭頸部がん
  • 皮膚がん
  • 子宮頸がん
  • 膣がん
  • 外陰がん
  • 咽頭がん
  • 喉頭がん
  • 気管支がん
  • など

基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。