人為的に皮膚を切り出血を起こさせ、自然に止血するまでの時間を測定する検査。
耳朶切創による「デューク(Duke)法」と上腕切創による「アイビー(Ivy)法」の2種があり、血小板など「血液凝固因子の機能」をみる指標として用いられる。
Duke法 | 1~5分 |
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Ivy法 | 2~10分 |
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。