腫瘍マーカー「AFP(α-フェトプロテイン)」の値を調べる腫瘍のスクリーニング検査。
AFPは、胎児期に産生される胎児性タンパクで、臓器特異性が高く主に肝臓や卵巣の腫瘍、特に「肝細胞がん」などの診断指標となる。
妊娠によってもその値は上昇する。
10.0ng/mL 以下
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。