溶血性連鎖球菌(溶連菌)が産生するストレプトキナーゼというタンパク質に対する中和抗体である「抗ストレプトキナーゼ(ASK)」の値を調べる検査。
空気感染や飛沫感染などにより溶連菌に感染すると抗ストレプトキナーゼの値が上昇するため、主に「咽頭炎」や「扁桃腺炎」「肺炎」などを引き起こす溶連菌感染の有無を判断する指標となる。
2,560 倍 未満
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。