液性免疫に関与する「Bリンパ球」およびBリンパ球から分化した「形質細胞」から産生される「免疫グロブリンE」の値を調べる検査。
免疫グロブリンEは、血液中にごく微量含まれるアレルギーの発症に大きく関与する免疫物質であるため「アトピー性皮膚炎」や「気管支ぜんそく」などの診断指標とされる。
170IU/mL 以下
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。