骨格筋や心筋、脳・脊髄などに存在する筋収縮に必要なエネルギー代謝に関わる酵素である「クレアチンキナーゼ」には「アイソザイム」と呼ばれる分子構造の異なる酵素が存在するが、この検査はそのうち「クレアチンキナーゼアイソザイムCK-BB」の割合を調べる検査。
クレアチンキナーゼアイソザイムCK-BBは、脳に多く存在するため主に「脳・脊髄疾患」の診断指標となる。
0~2%
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。