膵臓から分泌される膵液に含まれるタンパク分解酵素である「トリプシン」の値を調べる検査。
膵臓の障害や膵管の狭窄・閉塞による膵液の鬱帯などで高値を示すため「膵臓疾患」の診断指標とされる。
100~550ng/mL
基準値とは健常者の測定値を統計学的に処理した平均値であり、測定値は個人により差があるため「基準値=正常値」ということではありません。また基準値から外れた値は異常値と呼ばれますが、「異常値=罹患」を意味するものでもありません。ですから基準値を絶対視するのではなく、あくまでも検査の評価は医療機関の判断に委ねることが大切です。