肋間神経痛

肋間神経痛は肋骨と肋骨の間を走る肋間神経が何らかの原因により刺激されて痛みを生じる疾患で、それは神経自体に器質的な変化がみられない「突発性肋間神経痛」と、他の疾患が原因となり起こる「続発性肋間神経痛」に分けられます。
突発性のものは過度な運動・疲労・ストレス・冷えなどがその原因と考えらていますが今のところはまだ詳しく解明されていません。
それに対し続発性のものは、帯状疱疹・腫瘍・変形性脊椎症などの疾患によって神経が刺激されたり、神経自体が器質的な障害を受けたことにより痛みが出現する事が解っています。
また発症時の痛みは呼吸や姿勢によって増悪する傾向があります。

代表的な『症状』

片側の肋間部に持続的あるいは繰り返し起こる痛み

発症する『原因』

帯状疱疹・腫瘍・胸椎椎間板ヘルニア・黄色靭帯骨化症 など

行われる『検査』

血液一般検査・触診・X線検査・CT検査・MRI検査 など

行われる『治療』

薬物療法・理学療法・硬膜外麻酔・鍼灸治療 など

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