梅毒

梅毒は、細菌の一種であるスピロヘータに属する梅毒トレポネーマの感染による性感染症で、中には母子感染によるものもあります。
症状は第1~4期に分かれ、第1期(感染後3ヵ月まで)には罹患部位に初期硬結が現れ、丘疹が潰瘍となる硬性下疳が生じます。
第2期(感染後3ヵ月~3年)は、発熱・関節痛・リンパ節の腫脹のほか、バラ疹と呼ばれる発疹や全身倦怠・脱毛などが現れます。
第3期(感染後3~10年)は、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生し、第4期(感染後10年以降)には多くの臓器に腫瘍が発生するとともに、脳・脊髄・神経が侵され麻痺性痴呆を起こしますが、適切な治療を行えば予後は悪くありません。

代表的な『症状』

硬結(しこり)・バラのような発疹・粘膜に発疹・潰瘍・リンパ節腫脹・発熱・関節痛・全身倦怠感・脱毛・神経麻痺 など

発症する『原因』

梅毒トレポネーマ

行われる『検査』

血清学的検査 など

行われる『治療』

薬物療法・鍼灸治療 など

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