変形性膝関節症

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨の変性や摩耗によって関節の破壊が起こったために骨硬化や骨棘形成などといった骨の増殖が起こる進行性の疾患で、男性よりも性ホルモンの減少した中年以降の肥満女性に特に多いとされています。
またこの疾患は、加齢にともなう関節軟骨の退行変性や肥満による荷重などを原因とする「一次性変形性膝関節症」と、半月板損傷・骨折・関節リウマチなどといった膝関節の疾患に続発する「二次性変形性膝関節症」に分けられますが、症状はともに膝関節の変形・疼痛・関節液の貯留・運動制限・大腿四頭筋萎縮・筋力低下などで進行するにつれて日常生活にも様々な支障が出てきます。

代表的な『症状』

膝関節の痛み・運動開始時痛・膝の腫れ・膝の運動制限・O脚変形・下肢筋力の低下 など

発症する『原因』

加齢・膝関節への過度の負荷・肥満・動脈硬化・性ホルモン・他の膝関節疾患 など

行われる『検査』

X線検査・関節液検査・MRI検査 など

行われる『治療』

リハビリテーション・関節内注入療法・薬物療法・関節鏡視下デブリドマン・脛骨高位骨切り術・人工膝関節置換術・鍼灸治療 など

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